タツミのこだわり “ハンバーグ”

ハンバーグの材料
ハンバーグミンチ

 当店、一番人気のハンバーグのタネを公開します。
肉は、US産牛肩ロースとデンマーク産豚バラの塊を必要な分だけバックヤード工房にて挽きます。 牛肉は写真の通り、適度な刺しが有り飼料の関係からか 赤身が鮮やかなことから(吉野家さんと同じですね)使っています。
デンマーク産の豚に拘る訳は、国産の豚は日本人の好みに合うように主にとんかつ用にロース肉を大判にするために大きく太らせて
飼育する傾向があります。 その点、デンマークは古くから日本との食文化の交流が多く又、ヨーロッパの人々は小ぶりの豚を好み、
小じんまりと良く身の締まった肉質が特徴です。 むしろこの豚バラを軽く炙ってステーキとして食するほどです。この事から当店では、
前述の肩ロースとの相性の良さから(信ずる者こそ救われる) 国産に偏らずハンバーグは、これがベストだと思っています。
最後にもう一つ、忘れてはならないもの…実はこれこそが最大のこだわりにして、最大の決め手…“幻の牛脂”であります。
え!?それは何だって…幻は幻です。 <それだけはご勘弁下さいお代官様>と云う事で…
興味を持たれた方は、是非一度召し上がってみて下さい。
タツミのこだわり “ブイヨン”

ブイヨン材料
黄金のブイヨン

 さぁ 、これが洋食屋の命とも言うべきモノ、又全てのソースの基本になるブイヨンの材料です。 牛のスネ骨・豚のマル骨・鶏ガラ・玉ねぎ・人参・パセリ・セロリ・にんにく・りんご・トマト等の野菜、香味野菜と果実に加え、鷹の爪・粒コショー・ ローリエといったスパイスを水の状態からじっくりとアクを引きながら煮込んでいきます。(この状態で半日くらい)
 その後、充分煮込まれて柔らかくなった材料をアミで丁寧に濾し再度、アクを取り除くと(この状態では、ほとんどアクは出ません)
このような黄金のブイヨン(出汁)の出来上がりです。
このブイヨンにブラウンルーを合わせれば“デミグラスソース”に、ホワイトルーを合わせれば“ポタージュ”に、カレールーと合わせれば“カレーソース”にと 正に万能ソースの素になります。
 ちなみにフォンとは単一の材料から取った出汁であり、(子羊のスネ骨からとったものがフォンドボー)コンソメとかスープというのは味がついたもの、 即ちすでに完成された物を言います。(違ってたら私の師匠の教えが間違っていた事になります)あしからず…